緊急走行中の救急車と乗用車が事故 救急隊員けが 搬送中の患者には影響なし 

警察と消防によりますと、10日午前9時35分ごろ、名古屋市千種区東山通の本山交差点で、救急搬送中の救急車と乗用車が衝突する事故がありました。  この事故で、救急車の助手席に乗っていた救急隊員が頭を打ち、病院に搬送されましたが、軽傷とみられています。  救急車は愛西市消防本部所属で、酸素投与が必要な60代の男性患者を、愛知県愛西市から名古屋市千種区の「愛知県がんセンター病院」に搬送する途中でした。  患者はその後、名古屋市消防局の救急車で運ばれ、男性患者の容態に影響はないということです。  事故当時、乗用車側は青信号で、救急車は緊急走行中だったということで、警察が事故の経緯を調べています。