新型コロナが感染拡大の兆し 感染力強い変異株「KP.3」が流行中

今流行している新型コロナの変異株は「KP.3」と呼ばれるもので、オミクロン株の派生株です。特徴としては感染力が強い一方で重症化しにくいということです。愛知県のゲノム解析の結果を見ていくと、新型コロナ患者のゲノム解析では「KP.3」が占める割合は6月4日の週では36%でした。翌週には80%になり、少しずつ下がってはいますが最新のデータ、7月2日からの週では63%となっています。

 重症化しにくいとは言え、肺炎などで入院する患者は増加傾向にあり、感染予防のため、手洗い・消毒・換気を行いましょう。